次世代内視鏡システムOLYMPUS「EVIS X1」を導入しました
OLYMPUS最新内視鏡システム「EVIS X1」
坂本ファミリークリニックでは、このたびOLYMPUSの最新内視鏡システム「EVIS X1」を新たに導入しました。 従来の内視鏡システムよりもさらに鮮明で高解像度の画像を映し出すことができるほか、胃がん・食道がんの早期発見・早期診断を目指した様々な新機能が搭載されており、 これまで以上に安全で高精度の内視鏡検査が可能となりました。 |
新型細径経鼻胃カメラ「GIF-1200N」
この新型経鼻胃カメラは、新型 CMOSイメージセンサにより、外径5.4mmの細さを維持しつつ、明るくノイズの少ない高精細なハイビジョン画質を実現しています。 新型内視鏡システムEVIS X1との組み合わせにより、これまでの経鼻胃カメラとは全く違うレベルの高画質での検査が可能になりました。 |
クリニックではこのような最新内視鏡を用いることで、より安全で、より正確な内視鏡診断を心がけています。
胃がん健診を受けましょう
私は胃が丈夫だから大丈夫???
皆さんはちゃんと胃がん健診を受けていますか?中には 左の図はある病院で胃カメラを受けた方のアンケート結果です。驚いたことに、胃に異常が見つかった方は何も異常がなかった方に比べて自覚症状がないことがわかります。 つまり胃の症状がないからと言って安心はできないのです。 |
当院では胃がん健診として、胃のバリウムの検査や苦痛の少ない経鼻胃カメラが施行可能です。
みなさん、この機会に是非胃がん健診を受けましょう。
苦痛の少ない経鼻胃カメラとは
経鼻胃カメラ検査のすすめ
これまでに口からの胃カメラを受けたことのある方の多くが、胃カメラが口に入った途端に「おえー」となり、もうできれば二度と検査を受けたくないと思ったことがあるかもしれません。 当院で行っている経鼻胃カメラ検査は、このような挿入時の「おえー」とする吐き気が起きにくく、もう胃カメラはこりごりと考えていた方の90%以上のかたが「鼻からならまた検査を受けてもいい」とおっしゃっています。 |
鉛筆よりも細い内視鏡
当院で使用している経鼻胃カメラは先端が約5mmと非常に細く、われわれが普段使い鉛筆よりも細い極細内視鏡です。通常口から挿入する胃カメラと比較すると、いかに細いかがお分かりになると思います。 細いと画質が心配といわれる方もいらっしゃると思いますが、当院の経鼻胃カメラはオリンパス社製の最新の経鼻胃カメラを採用しており、通常の胃カメラとほぼ同等の画質で観察が可能です。 |
鼻を通ることで吐き気が少ない
口からの挿入で「おえー」となる一番の原因は、内視鏡が喉の奥の下の付け根に触れることだといわれています。 図のように、経鼻胃カメラは鼻から挿入することで一番気持ちの悪いのどの奥に触れずに挿入する事ができるため、口からの挿入よりも格段に苦痛が少ないのです。 |
注意すべき点
鼻腔が狭いため、まれにスコープが挿入できないことがあります。まれに鼻出血を起こすことがあります。
ほとんど問題はありませんが、抗凝固療法中や出血傾向がある場合などは従来通りの経口内視鏡で行ないます。
大腸カメラ検査に関して
近年、食生活の欧米化により、大腸がんが増えています。 |
こんな方は大腸カメラを受けましょう
● 40歳以上の方 ● 血縁者(3親等以内)に大腸がん患者がいる方 ● 貧血の方 ● 腹が張ったり、よくお腹が痛む方 |
● 血便のあった方 ● 下痢や便秘のひどい方 ● 便潜血検査が陽性であった方 |
苦痛の少ない大腸カメラへのとりくみ
大腸カメラというと、苦しい検査と信じている患者さんが多い事に驚きます。 当院ではこれまで数多くの病院で豊富な経験を持った、 消化器内視鏡学会認定の内視鏡専門医である院長が、患者さんに対する思いやりと優しさを持って内視鏡検査にあたっております。
また検査前の下剤を飲むのがつらい・検査が苦しいのではないかと不安になる方も多くいらっしゃると思います。 |
日帰り大腸ポリープ切除
大腸カメラで見つかる大部分の大腸ポリープのが腺腫(せんしゅ)です。診断は大腸内視鏡で組織をとって確定します。 大腸腺腫は胃のポリープと違って、将来大きくなると癌に変わる可能性があるので切除が必要です。 大腸ポリープ切除は左図のように、ポリープにスネアという金属の輪をポリープにひっかけて高周波電源で焼き切ります。切除には痛みはありません。 当クリニックでは大腸カメラでポリープが見つかった当日に切除し、ご自宅へ帰宅することが可能です。 |
補足
ポリープの形や大きさによっては、入院での切除が必要な場合あります。その場合は速やかに近隣の総合病院と連携をとり、すぐにご紹介させていただきます。